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自動車事故を起こすとどうなるの?

自動車を運転するとき、なぜ自動車保険に入る必要があるのでしょうか。この記事では自動車事故を起こしたときの責任について解説します。

 

自動車事故を起こしてしまったとき、法律上どういった責任を負わなければいけないかご存じでしょうか。法律というと難しい感じですが、免許証を取得したことがある人であれば刑事上、行政上、民事上の責任を負う、ということは何となく覚えていると思います。

 

まず刑事上の責任は事故を起こして他人をケガさせたり、死なせてしまったりした場合、刑法上の業務上過失致死傷罪に問われるのをいいます。事故の重さによっては処罰の対象になることもあり、罰金を払ったり、場合によっては懲役を受けたりすることもあります。特に飲酒運転は重たい処罰がくだされるため絶対にしてはいけません。

 

次に行政上の責任です。これはいわゆる免許の点数に関わるもので、事故を起こすとその程度に応じて、減点されたり、免許証が取り消しになったりします。せっかく取った免許なのに、取り消しになったら最悪です。

 

最後は民事上の責任です。これは相手方に対する民事上の損害賠償責任を負うもので、自動車保険はこの民事上の責任で負担した損害を補償してくれるものになります。

 

この「民事上の責任により被る損害を補償」というところですが、普通、自動車事故を起こしたらお金に困るのは被害者側になるはずです。それなのに、事故を起こした加害者側が補償されるというのはどういうことなのでしょうか。

 

この点について忘れてはいけないのが、加害者側は民事上の損害賠償責任を負っているということです。損害賠償責任とは簡単に言うと、相手のモノや、相手自身に損害を与えてしまったときは、それを元に戻せるのと同じくらいの金銭を払って償いなさい、っていう決まりのことです。つまり、保険会社としては損害賠償金を支払うことになった加害者が「損害を被った」と考えて保険金を支払って補償するという構図になります。

 

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最後に、この記事のポイントをまとめてみましょう。

 

★ポイント

自動車事故を起こしたとき負わなければならない責任は以下の3つです。

 

刑事上の責任

行政上の責任

民事上の責任

 

自賠責保険自動車保険はこのうち民事上の責任により被った損害を補償する保険です。事故を起こした際に、実際に被害を被るのは被害者側ですが、保険会社は損害賠償責任を負った加害者が、損害を被ったと考え、補償をするようになっています。